城跡の地図
竜泉寺城
別名
所在地 名古屋市守山区吉根松ケ洞
遺構等 模擬天守、空堀(秀吉一夜堀碑)、井戸
現状 竜泉寺、山林
築城年 弘治3(1557)
築城者 織田信行
歴代城主 織田信行
形式 平城
訪城日 2005/3/5
【道案内】


【感想・メモ】
りゅうせんじじょう
【歴史】
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井戸
国道302号「小幡IC西」信号を志段味方面へと県道15号に入ります。1km程東進すると、道路に「竜泉寺」の案内が出てきます。そこを左折すると竜泉寺があります。ここが城跡です。お寺の無料駐車場が完備されています。
模擬天守の裏手の竹藪の中へ入っていくと空堀がよーく見えました。しかも、井戸まであります!かなり感動して、今度は反対側から空堀を見ようと回り込んだら、びっくり!空堀の正面に、石碑があり「豊公一夜堀」と刻まれた。空堀にも感動したけど、石碑があるのが更に気に入ってしまった。
弘治3年(1557)、織田信長の弟・信行が築城したといわれる。信行が、岩倉城主・織田伊勢守信安とはかり、兄・信長と争った「稲生ケ原の戦い」で負けた後、廃城となった。天正12年(1584)、小牧・長久手の戦いの際、味方の敗戦を知った秀吉は大軍を長久手へ進めるため、まず竜泉寺城に着いた。家康は長久手の戦場を引き上げ小幡城で休んでいた。小幡城との距離は約1.8kmだったため、防御に備え、一夜のうちに堀を作った。