城跡の地図
市場城
別名 小原谷大草城
所在地 豊田市(小原村)市場町城
遺構等 畝状竪堀、石垣、土塁、空堀、櫓跡、碑
現状 公園、山林
築城年 文亀2(1502)
築城者 鈴木(鱸)親信
歴代城主
形式 山城
訪城日 2004/12/16
【道案内】

【感想・メモ】
いちばじょう
【歴史】
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畝状竪堀
国道419号で南方向に小原村市役所支所がある所から東進し、「大草」信号を越えて次の路地を右に入ります。本城小学校へと向かう道ですが、この道の途中に右手に市場城の説明板がある駐車場があります。この左手が城跡です。
城跡は整備されていて、縄張図付きの説明板や曲輪ごとに縄張図があったりとすごく親切。しかも、櫓台だった石垣が立派に残っていてかなり見応えがある。石垣だけでも満足なのに、その上、畝状竪堀も見られ、大満足!小原村は四季桜が有名で紅葉シーズンにこの市場城へ来ると、紅葉と四季桜が一緒に見られ、かなり眺めも良い。オススメのお城です。
文亀2年(1502)、鈴木親信が市場古城から移って築城した。天正11年(1583)、鈴木重愛は徳川家康から「鱸」の姓を賜り加増され、石垣を積むなど城の大改修をした。これにより秀吉に睨まれ、もとから従わなかったために、文禄元年(1592)改易された。重愛の退去と同時に市場城は破却され、廃城となった。
櫓の石垣
市場城縄張図  原図:高田徹氏
愛知県中世城館跡調査報告書U(西三河地区)より