上野上村城 |
別名 | 上野城 |
所在地 | 豊田市上郷町藪間 |
遺構等 | 土塁、櫓台、碑、説明板 |
現状 | 城山稲荷、上郷護国神社 |
築城年 | 文安年間(1444-49) |
築城者 | 戸田小法師宗光 |
歴代城主 | 戸田、阿部、桜井松平、松平、酒井 |
形式 | 平城 |
訪城日 | 2005/2/6 |
うえのかみむらじょう |
土塁 |
愛知環状鉄道「三河上郷駅」から東へ約500m。国道248号「天神橋東」信号を県道239号へと西へ入り、矢作川を渡ります。そのまま道なりに2.7km程西進すると明治用水を渡ります。この明治用水を渡ってすぐ右手に公民館のような建物があります。このすぐ横に城山稲荷があり、お城の説明板などもあります。ここが城跡で、公民館の裏手は護国神社となっております。 |
城山稲荷があり、櫓跡と思われる所に小さな祠があり、土塁もあります。また、城山稲荷の手前には、上野城についての説明板や石碑、そして「榊原康政生誕の地」の石碑もあります。ここは、三河一向一揆が起こった際、酒井忠宗が一揆方として篭城し、石川家成に攻め落とされたため、稲荷社の裏手には、「上野城跡無縁佛供養塔」もありました。 |
文安年間(1444-49)に、戸田小法師宗光が築城した。その後、三河が今川の領国になった際、織田信秀がこの城を奪い、酒井忠尚が入った。天文18年(1549)、今川勢に落とされるも永禄3年(1560)桶狭間の戦いで今川義元が戦死し、松平元康が自立し、三河を平定する際、上野城も手にした。永禄6年(1563)一向一揆で石川家成に落とされ、廃城となった。 |
榊原康政生誕之地碑 |