岡山県のお城 みなりじんや
三成陣屋
別名 矢掛陣屋
所在地 岡山県矢掛町矢掛
遺構等 石垣、説明板
現状 宅地、畑、ゲートボール場
築城年 慶長5年(1600)
築城者 小堀作助政一
歴代城主 板倉氏
形式 陣屋
登城時間
訪城日 2013/5/4 感想
【道案内】 城跡の地図
井原鉄道井原線「矢掛駅」から東へ約600m。矢掛高校から南側道路で200m程北東へ進んで井原鉄道を横切り、更に200m程進んだ2本目路地を左折します。60m先の道路突き当たり付近一帯が陣屋跡で、道路余白に駐車しました。
【感想・メモ】
突き当たりの民家が奉行屋敷、突き当たり右手に説明板、突き当たりを左折した右手に「矢掛陣屋趾」石碑、また突き当たり手前の東側に「義倉趾」石碑があります。陣屋趾石碑のある奥のゲートボール場や義倉趾に石垣が残っています。
【歴史】
三成陣屋は江戸時代の代官屋敷で、慶長5年(1600)から明治維新まで地方支配の拠点として機能していた。初代代官は小堀作助政一で、その後幕府領と庭瀬藩領を変遷し、元禄12年(1699)に庭瀬藩板倉氏領となってからはその家臣が代官として駐在し小田郡内の所領の支配に当たった。明治時代に長屋の一つが福武家へ払い下げられ、庄氏館の前に現存している。また、門前に飢饉に備えて麦や粟等を備蓄する義倉があった。
参考資料
現地説明板
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