小笹丸城
別名
所在地 岡山県井原市美星町黒忠
遺構等 曲輪、土塁、堀切、竪堀、井戸、碑、説明板
現状 山林(城址公園)
築城年
築城者 竹野井氏
歴代城主 竹野井氏
形式 山城(案内板から比60m)、
標高390m
案内板から主郭まで約10分
訪城日 2009/9 感想
【感想・メモ】
案内板から道路を6〜7分登って右手に曲がり(表示有)、上がりきると曲輪4に出ます。ここに縄張図付きの説明板と城址碑があります。この上が主郭で、このお城は主郭を中心に、円を描くように周囲に2〜6の郭が配置されています。東方には堀切があり、主郭北には竪堀が落ちていて、竪堀の西側の小さな郭(曲輪7)には石組みの井戸があります。曲輪7の西側や先程の竪堀の東は横堀のように見えるのですが、説明板の縄張図によると武者隠しのようです。城跡は整備されていて見やすく、遺構もしっかりしていて面白い縄張りなので楽しめるお城です。

戦国期の村落領主クラスの詰めの城であると考えられ、城域は東西150m、南北120mである。築城年代は不詳だが、大永年間(1521-28)には竹野井市朗衛門尉が、天正3年(1575)には竹野井氏高、竹野井春高が居城したと伝えられる。曲輪4に遠藤周作氏直筆の石碑があるが、遠藤周作の母方が城主竹野井氏の末裔とのことで、小説「反逆」の中でこの小笹丸城を舞台に取り上げている。(現地説明板参照)

曲輪4

城跡の地図
【道案内】

おざさまるじょう
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八日市郵便局・長泉寺から県道77号を150m程南下して左折し、県道77号をキープします。150m程東進して左折し県道292号に入り、2.5km程北上して川を渡り、道路が右カーブ後、県道292号が左折になる手前左手が登城口で、案内板があります。ここから一番左手の道路を上がっていくのですが、道が細く、民家で行き止まりなので、案内板の前で車は停めて下さい。
【歴史】