城跡の地図
阿木城

西の堀切
別名
所在地 岐阜県中津川市阿木字宮ノ前
遺構等 曲輪、土塁、竪堀、堀切、碑、説明板
現状 山林
築城年
築城者 戸田甚左衛門
歴代城主 戸田、大藤、堀田
形式 山城(比70m)
訪城日 2005/5/28
【道案内】


【感想・メモ】
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主郭切岸
あぎじょう
国道363号で「阿木小学校」が角にある信号を北へと県道407号へ入り、約1km北上します。左手にタンクが見えた次の路地を左に入ります。(ただし、ここから道がすれ違いできない位に細くて車を置くスペースがないと思い、私は歩きました)この路地を300m程行った右手が城跡で、堀切が見えてきます。丁度そこに木で足場を作った階段があり、堀切を見に行けるようになっています。私は2つ目の足場がある階段を登りました。「く」の字に登っていくと曲輪に出てその東側に先程見た堀切があります。
【歴史】
戸田甚左衛門が城主だったとされているが詳細不明。
堀切は約6mもの深さがあり、すごくカッコいいです。しかも、堀切の奥には折れ曲がった土塁があり、更にその向こう側には切通があります。6mもの堀切は階段で下りられるので、思いっきり堪能できます。主郭の方を見上げると、主郭東にある二の郭切岸がくっきり見え、二の郭からも主郭切岸がよーく見えステキ!食い違い虎口を通り主郭へ入るとすぐに城址碑があります。主郭は結構広く、周囲を見渡すと西側に段郭があります。搦手から降りて西側へ向かうと、主郭下の帯曲輪に土塁が2ヵ所あります。先程見えた西側の段郭の方へも行ってみると、こっちにも堀切がありました。ここも東側の堀切よりは低いもののくっきりと見やすくて見応えがあります。もちろん、下へおりる道もあります。城域はそれ程広くはないのですが、全体的に遺構が残っている上、下草もそれ程ないためオススメです!