野村陣屋 |
別名 | |
所在地 | 大野町野 |
遺構等 | 移築城門 |
現状 | 宅地、畑 |
築城年 | 明治元(1868) |
築城者 | 戸田氏良 |
歴代城主 | 戸田 |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2003/4/12 |
のむらじんや |
国道303号「大野交番西」信号を北へと県道266号に入ります。1.1km程北上して「三水川」を渡り、更に900m程北上した路地を左折して200m程西進し、県道265号に入ります。更に100m程西進すると左手に「八幡神社」があります。この右手に野村陣屋の碑と説明板があり、北側が陣屋跡です。また八幡神社から80m程南下した西角の民家に野村陣屋の移築城門があります。車は、八幡神社から100m程南に公民館のような公共の施設があったのでそこに停めました。 |
碑がある通りを更に150m程西進した路地を右折し、200m程北上すると、右手の竹薮に土塁が残っています。移築門は個人宅にありますが、門の前に、文化財マークが入った「野村藩総門」の標柱があります。 |
慶長5年(1600)、関ヶ原合戦の戦功により、織田長孝が1万石のこの地を与えられ陣屋を構えたが、寛永8年(1631)、2代長則に嗣子がないまま没したため、野村織田氏は御家断絶となった。その後、明暦元年(1655)、大垣城主・戸田氏鉄の次男・氏経が4千石を分知され、旧領と合わせ6千2百石を領し、元禄元年(1688)、3代氏成の時、更に本家からの分知などもあり、禄高1万石を領し諸侯に列した。そして明治元年(1868)、9代氏良の時本家より大野郡野村を与えられ、野村藩を称した。 |