下洞陣屋 |
しもぼらじんや |
別名 | 和良陣屋 |
所在地 | 郡上市和良町下洞 |
遺構等 | 曲輪、石垣、碑、説明板 |
現状 | 山林 |
築城年 | 正保3(1646) |
築城者 | 遠藤常紀 |
歴代城主 | 遠藤 |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2007/12/8 |
下洞陣屋は、千石和良遠藤と称された旗本遠藤家の陣屋で、年貢米取立てや領内の治安維持等を行なった役所跡である。この千石和良遠藤の成立は、正保3年(1646)郡上藩主二代目遠藤慶利の遺言により、その領地2万7千石の内、長子常友(三代目藩主)が2万4千石を継ぎ、次男常昭に2千石、三男常紀に千石が分地されたことによる。千石を分地された初代常紀は、和良の一部宮代村・下沢村・下洞村と金山町の乙原村・祖師野村・戸川村の6ヶ村を領地とし、陣屋を乙原村に置いた。その後、この下洞にも陣屋が置かれ、代官を地元の役人が回り持ちで勤めた。郡上藩主は、井上、金森、青山の各藩主に受け継がれたが、千石和良遠藤はそのまま2代常英、3代常住、4代常郷、5代常徳と続き、明治維新には鎮之助が領主となり、約220年続いた。(現地説明板より) |
道路からいきなり石垣が見えるので、場所はすぐに分かります。陣屋跡には大手門、正門など表示があり、とても分かりやすく、どこも石垣が良く残っています。西側の高台には2段の曲輪があり、非常退避曲輪となっていました。 |
市役所和良庁舎から国道256号で80m程東進した路地を左折します。1km程北上すると道路左手に陣屋の碑と説明板があります。ここが陣屋跡です。付近の余白に駐車可能です。 |