城跡の地図
権現台場
別名
所在地 函館市神山3丁目
遺構等 土塁、説明板
現状 神山稲荷神社
築城年 明治2(1869)
築城者 旧幕府脱走軍
歴代城主 旧幕府脱走軍
形式 台場
訪城日 2008/7
【道案内】


【感想・メモ】
ごんげんだいば
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神山小学校から南東へ約250m。100号と347号が交差する「美原3」信号を北へと347号に入り、1.2km程北上して右折します。700m程東進して右折し、150m程南下すると左手に「神山稲荷神社」があります。ここが台場跡で、神社前に駐車可能です。
元治元年(1864)、五稜郭が完成した時、鬼門(東北)の守護神とするため、東照宮がこの地に建てられた。明治元年(1868)10月25日、箱館を占拠した旧幕府脱走軍は五稜郭を政庁として北海道を一時的に支配した。明治2年4月、五稜郭に立て籠もる旧幕府脱走軍は新政府軍の攻撃に備えて各地に防御陣地を築いたが、五稜郭北面守備のため四稜郭を急造し、更に五稜郭との重要な結節点にあたる東照宮に砲台を設けた。これが権現台場である。しかし、同年この砲台は新政府軍の攻撃を受け、東照宮も社殿を焼失した。権現台場が占領されたため、四稜郭に居た旧幕府脱走軍は退路を断たれることを恐れ五稜郭へ撤退した。5月18日には五稜郭が開城され、榎本武揚以下が降伏して戦争は終わった。(現地説明板参照)
【歴史】
この神社はちょっとした高台にあるため、近くに来るとすぐに分かります。神社の入口に説明板があり、神社境内には土塁が残っています。