城跡の地図
船岡山城
【歴史】
青年の家の駐車場前には竪穴式住居があって楽しいです。青年の家の裏手へ回るとお城の案内板があり、そこから山へ入ります。登城道は整備されていますが、夏場だったので道以外は藪だらけでした。ここからだと暫くだだっ広い曲輪を南へ歩きます。この曲輪は戦時中に畑地として使われたようです。更に進むと左手が馬出し門方面になり、曲がってすぐ右手に城址碑があり、二の丸北西の石垣や土塁などが見られます。先程の分かれ道を直進すると二の丸に入り、空堀を越えると本丸です。その先の空堀が見ごたえたっぷりで、一番南の曲輪に「白山比盗_社創祀之地」の石碑があります。また、あちこちに石垣があるのですが、藪に覆われていたため見られたのは少しでした。
【感想・メモ】
北陸鉄道石川線「加賀一の宮駅」から北東へ約250m。県道103号「八幡町」信号から300m程北上して左折します(道路に「青年の家」の案内あり)。そのまま坂を上がっていくと左手に「白山青年の家」があるので、ここに駐車させて頂きました。登城口は、この青年の家の背後にあります。
【道案内】
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別名 船岡城、舟岡城、剣城、八幡城、白山城
所在地 白山市鶴来八幡町字船岡山
遺構等 曲輪、石垣、土塁、横堀、竪堀、堀切、櫓台、碑、説明板
現状 白山青年の家の裏山
築城年 天正年間(1573-91)
築城者
歴代城主
形式 山城(比70m)
訪城日 2007/7/26

天正年間(1573-91)、織田信長の加賀一向一揆鎮圧の際に築城したと思われる。天正11年、前田利家が金沢へ入城した際、側近の重臣・高畠石見守定吉を船岡山城に置いたが、元和元年(1615)、一国一城令により廃城となった。
ふなおかやまじょう