松根城 |
「金沢国際ゴルフ倶楽部」のクラブハウスから北へ約500m。国道359号「今泉」バス停付近を南へ入ります(道路にお城と金沢国際ゴルフ倶楽部の案内あり)。すぐに八幡神社を右手に過ぎ、お城の案内に従って1.5km程進むと、ゴルフ場の北側を東進します。ゴルフ場正面を左手の道へ進み、突き当たりまで行くと松根城址公園で、突き当りが駐車場です。 |
駐車場の南側は馬場広場で、北に本丸・二の丸・三の丸があります。城跡は整備され、登城道もしっかりしています。南北に細長い曲輪を抜けると本丸で城址碑があります。本丸は広さがあって眺望もよく気持ちいいです。更に北へと堀切を過ぎると二の丸でその北の曲輪が三の丸です。三の丸の堀はかなり藪に覆われていたものの、全体に空堀を始め遺構が良く残っていて見やすく、要所が枡形になり、道を狭くしている等、縄張りでも楽しめます。 |
別名 | |
所在地 | 金沢市松根町 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀、碑、説明板 |
現状 | 城址公園 |
築城年 | 天正年間(1573-91) |
築城者 | |
歴代城主 | |
形式 | 山城(比200m) |
訪城日 | 2007/7/26 |
加賀国境分水嶺に位置し、標高309mの松根山頂にある中世山城である。応安2年(1369)、能登の吉見左馬助らがここに布陣した越中の桃井直和を攻略したといわれる。その後、文明年間(1469-87)一向一揆の首領の一人・洲崎兵庫(慶覚)がここに陣を布いた。天正12年(1582)末森の戦いの時には、佐々成正の出城として、家臣・杉山隆重がここを守った。 |
まつねじょう |