松任城 |
古い石垣
JR北陸本線「松任駅」から南へ約200m進むと、道路右手(西)に「おかりや公園」があります。ここが城跡です。公園のすぐ南に市民文化会館、東に市民工房・図書館など、市の施設があるので、そこに駐車しました。 |
別名 | 鏑木城 |
所在地 | 白山市(松任市)古城町 |
遺構等 | 石垣、土塁、堀跡、碑 |
現状 | おかりや公園 |
築城年 | 鎌倉初期 |
築城者 | 松任範光 |
歴代城主 | 松任、鏑木、若林、徳山 |
形式 | 平城 |
訪城日 | 2007/7/26 |
まつとうじょう |
城跡の一部がおかりや公園になっており、お城の歴史が刻まれた石碑があります。また、古い石垣が公園の東側にあり、この石垣から東側の道路にかけては内堀だったようです。公園の南西や北西に土塁もあり、南西の土塁上に城址碑があります。公園西側の内堀跡が特に分かりやすいですが、公園の周囲の道路は四辺とも内堀跡です。 |
鎌倉初期、松任範光が館として築いたのが始まりといわれる。長享年間(1487-89)鏑木常専が城主となり、以後、頼信・勘解由と3代続き、一向一揆の本拠地となったが、上杉謙信に攻められ和睦した。天正8年(1580)柴田勝家が松任城を攻め落とし、家臣・徳山則秀を置いた。天正11年、前田利長が松任4万石を与えられ、越前府中城より移った。その後、丹羽長重が城主となった。元和元年(1615)、一国一城令により廃城となった。 |