城跡の地図
鳥越城
別名 別官城
所在地 白山市(鳥越町)三坂町
遺構等 枡形門、堀切、土塁、腰曲輪、碑、説明板
現状 城址公園
築城年 天文年間(1532-55)
築城者 鈴木出羽守
歴代城主 鈴木出羽守、吉原次郎兵衛、吉竹壱岐
形式 山城(比130m)
訪城日 2002/11/1
【道案内】

【感想・メモ】
とりごえじょう
【歴史】
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縄張図(現地説明板より)
国道360号「三坂トンネル」から1.5km程南下した「別宮北」信号を左折して県道33号に入ります。1km程北上すると右手前方に入っていく道があります(道路に「鳥越城」と大きな看板あり)。この道の終点が城跡の駐車場ですぐ上が城跡です。
県道沿い入口に城の説明板があります。本丸虎口は枡形で、石垣が積まれ、模擬の高麗門と櫓門があり、雰囲気が出ていていい感じ。虎口の外側には模擬塀も作られている。本丸は土塁が周囲に巡らされ、曲輪には礎石があり、説明板もある。また、本丸を中心に南北に曲輪があり、南側には二の丸・三の丸とあるけれど、本丸と二の丸の間の堀切が結構深くて見ごたえ抜群!三の丸の方は藪になっていました。本丸北側の、後二の丸と後三の丸は空堀が良くわかり、見ごたえがありました。
天文年間(1532-55)、鈴木出羽守が加賀一向一揆の軍事拠点として築城した。天正8年(1580)、織田信長は加賀一向一揆平定を北の庄城主・柴田勝家に命じ、鳥越城は落城した。天正9年、最後まで抵抗を続ける一揆勢の山内衆が蜂起し鳥越城主となった吉原次郎兵衛を討ち、鳥越城を奪還したが、柴田勝家の甥・佐久間盛政によって鎮圧された。翌10年、一揆勢は再度蜂起を試みたが、すぐに鎮圧された。