城跡の地図
江上館
別名 奥山荘城館遺跡
所在地 胎内市(中条町)本郷町字館ノ腰
遺構等 曲輪、空堀、土塁、虎口、門、碑、説明板
現状 奥山荘歴史の広場
築城年 鎌倉時代
築城者 三浦和田(中条)氏
歴代城主 三浦和田(中条)
形式
訪城日 2003/7/26
【道案内】

【感想・メモ】
えがみやかた
【歴史】
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国道7号「役場入口」を西へと県道173号に入り、「胎内市役所」を右手に過ぎ、JRも越えて、更に500m程西進した最初の「本郷町」信号を左折します。ここから案内が出ていますが、すぐの路地を左折して道なりに500m程南下すると館跡です。駐車場も完備され、奥山荘歴史館が隣接しています。

かなり立派に整備・復元されていて綺麗すぎるくらい。堀や門、敷きつめられた白い小石などが、照りつける太陽の下で眩しかったです。これだけ綺麗に整備してあると、堀におりたり、土塁の上を駆け上ったりと楽しめます。
桓武平氏の一族・城氏が平安末期に奥山荘周辺を支配した。建仁元年(1201)、城資盛が平氏再興を目指し鳥坂城で挙兵したが、佐々木盛綱を越後御家人の総大将とした討伐軍を幕府が派遣し、城氏は滅亡した。その後、木曽義仲追討の恩賞として、幕府は三浦和田氏の和田義茂に奥山荘地頭職を与えた。三浦和田氏は土着して中条氏と称した。江上館は越後三浦和田氏の宗家・中条氏の15世紀の居館といわれ、戦国期後半、中条氏は鳥坂城南麓にも居館を構え、根古屋式城郭を築いた。その頃、江上館は使われなくなったと思われる。