宇谷城 |
少し登ると祠がありますが、ポストの背後から登っていく道は祠のためにあるようで、その背後の竹薮からは道があやしくなり直登することになります。登っていくと右手に大きな竪堀が平行して長々と続き、登りきると堀切に出て、その上の主郭には社が建っています。北東にも堀切がありますが、この城の見所は周囲に巡る畝状竪堀。特に南側がしっかりしていて楽しめますが、西側の三重竪堀には驚嘆しました。このうちの1本は北側で堀切となり、そのまま北へ竪堀となって落ちていますが、それが登城する際に平行して見えた竪堀でした。また、三重竪堀は南で合流して1本となり、そのまま落ちています。若干藪ですが、かなり見応えのあるお城ですので是非訪れてみてください。 |
長大な竪堀
三重竪堀
別名 | |||
所在地 | 京都府舞鶴市桑飼上 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、畝状竪堀 | ||
現状 | 山林 | ||
築城年 | |||
築城者 | |||
歴代城主 | 飯田氏?、一色氏? | ||
形式 | 山城(比50m、標55m) 登城口から主郭まで約10分 |
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訪城日 | 2011/4 | 感想 | ★ |
由良川橋で由良川を南へ渡った正面の小山が城跡です。由良川橋を渡りきった突き当たり付近に郵便ポストがあり、この背後が登城口です。 |
城主の名に飯田河内貞之や一色兵部詮忠らが見えるが詳細不明。 参考資料 『舞鶴の山城』舞鶴山城研究会発行 |
主郭
うだにじょう |