城跡の地図
小泉城
別名 片桐城、小泉陣屋
所在地 大和郡山市小泉町字古城
遺構等 水堀、空堀、移築城門、模擬櫓、碑、説明板
現状 宅地
築城年 室町時代
築城者 小泉氏
歴代城主 小泉、片桐
形式 平城
訪城日 2006/9/2
【道案内】


【感想・メモ】
こいずみじょう
【歴史】
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JR関西本線「大和小泉駅」から北西へ約800m。大和郡山駅から北西に延びている県道123号を松尾寺方面へ行きます。400m程行って「小泉橋」で富雄川を渡り、更に400m程行くと左手に交番があります。この付近から西側および北側一帯が城跡です。交番手前の路地(片桐城址碑がある所)を左折してすぐ右手の階段を上ると小公園になっており、城址碑(小泉城址碑)があります。周囲は道が狭いので気をつけてください。
通りから西側へ行くと、水堀があり、模擬櫓がありました。城跡は、茶道石州流の家元・片桐氏が住んでいらっしゃいます。この櫓から南へ5分位歩くと小泉神社があります。この神社に小泉城の移築門があります。片桐城址碑がある付近は空堀が見られます。近くにある慈光院は庭園が有名で、500円で入れ、お抹茶が頂けます。また、このお寺の門は茨木城の移築門です。
室町時代、大和国人の小泉氏が築城した。天正12年(1584)郡山城に豊臣秀長が入った際、小泉城には家老羽田長門守が入城した。元和元年(1615)、茨木城主・片桐且元の弟・片桐貞隆が、1万6千石で入封し、元和3年、貞隆は小泉城跡に陣屋を構えた。以後、片桐氏が11代続き明治を迎えた。2代藩主・片桐石見守貞昌は、茶道石州流の祖である。