城址碑の地図
筒井城
別名
所在地 大和郡山市筒井町シロ畑・堀田
遺構等 水堀、碑
現状 宅地
築城年 永享2(1430)
築城者 筒井順永
歴代城主 筒井
形式 平城
訪城日 2006/9/2
【道案内】


【感想・メモ】
つついじょう
【歴史】
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近鉄橿原線「筒井駅」から北東へ約300m。国道25号「筒井町」信号を北へと県道108号に入り、200m程北上すると左手に「八幡宮」があります。この西側一帯が城跡です。八幡宮に駐車場があるので、ここから歩いて回るとよいでしょう。
城跡は、ほとんど宅地化されていますが、堀跡があちこちでかなり見られます。また、主郭付近は蓮池が広がっており、ここも見るとすぐに堀跡と分かります。蓮池の近くに一段高くなった空き地がありますが、ここが主郭の中心地だったのかな?といった感じです。この蓮池から菅田比賣神社付近にかけてが主郭だったようです。また、光専寺の北側には土塁も残っています。
永享2年(1430)、筒井順永が築城し、順慶まで7代に亘り筒井氏代々の居城であった。戦国時代、信貴山城主・松永久秀と筒井順昭・順慶が争った。その際、筒井城を一時捨てて、山中の椿尾城へ拠点を移した。天正5年(1577)、松永久秀が織田信長に攻められ滅んだ後、天正8年、筒井順慶は信長より大和20万石の大名に封じられた。しかし、大和国内は、高取城大和郡山城以外は城郭破却を命じられたため、筒井城を廃して大和郡山城を居城とした。