余野本城
余野川の西側に位置し、城域は南北に細長いです。登り口が分からず、作業場の許可を得て駐車させてもらい、そこから直登しました。主郭の中央部に一段高い櫓台があり、北側の郭には土塁があります。それらの郭の南〜西には横堀があり、西側斜面には畝状竪堀があります。また、西側中央付近の虎口を下ると石組みの井戸も見られました。
【感想・メモ】

竪堀


【道案内】
城跡の地図
豊能町役場から国道423号で400m程北上した「切畑口」信号を左折し、川を渡ってすぐを右折します。右手の道を道路終点まで進んだ、右手の山が城跡です。
文治年間(1185-90)、能勢氏の支流能勢某が築城し、余野・川尻を所領としていたが、応仁の乱にて戦死し、廃城となったといわれる。余野城の前身にあたる城と考えられている。

参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
【歴史】
別名 水牢城
所在地 大阪府豊能町余野
遺構等 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、井戸
現状 山林
築城年 文治年間(1185-90)
築城者 能勢氏
歴代城主 能勢氏
形式 山城(比60m、標406m)
登り口から主郭まで約8分
訪城日 2009/12 感想
よのほんじょう
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