城跡の地図
大津城
別名
所在地 滋賀県大津市浜大津
遺構等
現状 道路、宅地
築城年 天正14(1586)
築城者 浅野長吉
歴代城主 浅野長吉、増田長盛、新庄直頼、京極高次
形式 水城
訪城日 2010/9 感想
【道案内】


【感想・メモ】
おおつじょう
【歴史】
TOPページへ
京浜電車の「浜大津」駅から琵琶湖側へ歩道橋を渡ったすぐ下に、「大津城跡」の石碑が残るのみですが、この付近一帯が城跡だったようです。
今では駅の真ん前に碑があるのみで、城跡だった面影は何もありません。
大津は琵琶湖の要衝で、水運によって栄えていた。坂本城が焼失した後、天下を取った豊臣秀吉は坂本城の廃材を利用して大津に築城した。城主は浅野長政、増田長盛、新庄直頼と続き、文禄4年(1595)京極高次が近江八幡山城から6万石で大津城主となった。慶長5年(1600)関ヶ原合戦の前哨戦として、東軍に属した高次以下3千人が篭城する大津城へ、西軍の毛利元康を大将とする1万5千人が攻撃した。高次軍は大軍相手に奮戦するが、大砲を撃ちこまれ落城した。この高次軍の善戦のため、西軍4万7千人が関ヶ原に間に合わなかった功績で京極家は改易となった。その後、大津城は廃城となり、その役割を担うために膳所城が築かれた。