霜山城
別名 下山城、野口城
所在地 和歌山県橋本市隅田町中島
遺構等 曲輪、土塁、空堀
現状 山林
築城年 応仁年間(1467-69)
築城者 隅田一族
歴代城主 野口、畠山
形式 丘城(比20m)
訪城日 2007/7/15 感想
【歴史】

霜山城は、この北東にある岩倉城と共に隅田党の城で、応仁年間(1467-69)、一族の野口氏が居城したと思われる。永禄元年(1558)、畠山氏の支配下となった。
【道案内】
城跡の地図
JR和歌山線「下兵庫駅」から北東へ約1.2km、「隅田駅」から南西へ約1.2kmで、隅田八幡神社の西方にある「野口池」の西側が城跡。国道24号「中島」信号から500m程西進した「高橋」バス停付近の信号を北へ入り、すぐに川を渡って500m北上すると道が突き当たります。この前方の竹薮が城跡です。
城跡の南側に登城道があり、山林へと入って行くと正面に神社(祠)が祀ってあります。この奥が城跡です。方形の曲輪が東西に2つ並び、空堀が取り巻いているお城です。この空堀がとてもしっかりしていて、土塁上から見下ろすと高さが実感できます。曲輪と曲輪の間の空堀もしっかりしていますが、曲輪の北側の空堀がまた素晴らしいです。北側は平坦地が続くため、この曲輪北の空堀から27m程北にある二重の堀で断ち切っているようです。全体に遺構がそのまま残っているので、楽しめます。
【感想・メモ】

遠景
しもやまじょう
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