天路山城
県道189号と県道24号が交差する所を西へ入ります。少し行くと右手に駐在所がありますが、その手前の路地を右折し、すぐ道がT字で突き当たるのでそこを左折します。そこから右手を見た正面の山が城跡です。車は余白に路上駐車しました。
【道案内】
城跡の地図
城跡へは、その通沿い右手に赤い消火栓が見えます。その消火栓がある所を右に曲がると道が鈎型になっているので、左へ曲がりすぐを右に入ります。そのまま直進すると右手に畑へ上る階段があります。この階段の横に「比井城」の案内がありますが、その案内は方向が間違っているので無視してください。階段を上ると畑がありますが、その畑の左前方の山へと行きます。ちなみに、この畑は土居跡です。畑の一番北、斜面の下に五輪塔があります。この畑の東端の所から北側へと上へ向かい、畑の北側の木が植わっている所で(木を越えてすぐ)右へ曲がります。その木がある周辺だけかなりスゴイ藪で道が見えませんが、ここを通り過ぎると道がうっすらとあります。そこからはズンズン山を登れば大丈夫です。登っていくと段郭になっていて、山頂にある本丸には土塁が北〜西〜南の三方向にあります。本丸の北側には二の丸があり、その北に堀切があります。更に北側に三の丸があるのですが、三の丸にはのろし台のような少し高い台があります。本丸から二の丸の西側にある腰曲輪の側面には小さい石で積まれた石垣があり、斜面を蟹歩きして石垣を見て回りました。思ったよりも楽しめました。
土居
遠景
別名 比井城
所在地 和歌山県日高町比井字天路山
遺構等 曲輪、土塁、空堀、石垣
現状 山林
築城年 天正年間(1573-92)
築城者 湯川直春
歴代城主 湯川
形式 丘城(比40m)
訪城日 2005/3/19 感想

てんじやまじょう
【感想・メモ】
天正年間(1573-92)、亀山城主・湯川直春が築城し、弟・弘春が在城した。弘春の子孫・孫内ノ川氏は城の南麓の高台に土居を築きそこに居住した。
【歴史】
TOPページへ