岩谷要害 |
別名 | |||
所在地 | 栃木県大田原市(黒羽町)堀之内字館野 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、横堀、堀切 | ||
現状 | 山林 | ||
築城年 | |||
築城者 | 角田氏(奥沢氏)? | ||
歴代城主 | 角田氏(奥沢氏) | ||
形式 | 山城(比25m(お寺から)) お地蔵さんから主郭まで約5分 |
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訪城日 | 2009/12 | 感想 | ○ |
黒羽小学校から国道461号で800m程北上した「前田T字路」信号を直進して県道27号に入ります。900m程北上して左折し(岩谷観音の看板有)、坂を上がり切ると「岩谷観音」というお寺があります。この奥が城跡で、車はお寺に停めました。 |
角田氏が築城したと伝えられる。角田氏は古くから那須氏の重臣で、後に大関氏に従った。大関氏の祖である大関高清の母は角田氏の娘で、時代は下り大田原氏が大きな勢力を持った時の城主綱清の妻も角田氏の出であり、大きな勢力を持っていたと思われる。角田氏関連の城館は他に八幡館、奥沢館があり、角田氏は奥沢館を築いて移った後に奥沢氏と称した。(『那須の戦国時代』 北那須郷土史研究会編 下野新聞社発行 参照) |
いわやようがい |
お地蔵さんが座っている脇から山へ入り、上がりきったら左手へ進むと、すぐに堀切があります。更にそのまま直進すると今度は立派な横堀が見えてきます。この上が主郭です。主郭は木立と藪になっていますが、周囲の横堀がかなり立派です。この南に二郭・三郭・四郭と続き、郭内は傾斜しているのですが、こちらも周囲の堀は見事です。 |