佐久山城
別名 御殿山
所在地 栃木県大田原市佐久山字新町
遺構等 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、碑、説明板
現状 御殿山公園
築城年 文治3年(1187)
築城者 佐久山次郎泰隆
歴代城主 佐久山氏、福原氏
形式 山城(比30m)、標高213m
訪城日 2009/12 感想
佐久山城は紅葉が綺麗な御殿山公園になっているものの、土塁と堀が良く残っています。遊具がある広い二郭には高い土塁があり、主郭はバラ園になっていますが、南西側に土塁があり、その背後に深い堀切があります。また、公園から佐久山団地に向かって横堀があったり、あやめ園に向かって竪堀もあり、遊具がある公園で期待していなかったのですが、思った以上に遺構を楽しめます。
【感想・メモ】

【道案内】
城跡の地図

二郭


佐久山小学校の背後(南)にある御殿山公園が城跡で、公園道路向かい側の「ほほえみセンター」に公園利用者駐車場があります。
文治3年(1187)、高館城主・那須太郎資隆の次男泰隆が御殿山に城を築いて居住し、佐久山氏を称した。以後佐久山氏が居住したが、永禄6年(1563)同族の福原安芸守資孝(大田原備前守資清の次子資則)に攻められ、入江野城に逃れたため廃城となった。天正18年(1590)、資孝の子雅楽頭資保は東方約600mに御古屋敷館を築いて片府田城から移ったが、元禄15年(1702)福原刑部資倍が佐久山城を補修して移り、以後福原氏の佐久山陣屋が続き、明治2年(1869)福原内匠資生が版籍を奉還した。(現地説明板、『とちぎの古城を歩く』塙静夫著 下野新聞社発行 参照)
【歴史】
さくやまじょう
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