城跡の地図
杉峰城
丘陵の北側先端にお城の説明板があり、ここから登ると出丸です。出丸は荒れた畑地になっていますが、南側の本丸との間の堀切が立派で土橋も分かります。ただ、藪がひどくてここから本丸には入れませんでした。集落側からなら他の遺構も確認できると思ったのですが、この近辺、運悪くどこも下水道工事で通行止めになっており、思うように動けなかったので諦めました。
別名 西郷城
所在地 雲仙市瑞穂町西郷己
遺構等 曲輪、水堀、空堀、石垣、井戸、用水路
現状 山林
築城年 南北朝期
築城者 西郷氏
歴代城主 西郷
形式 平山城(比20m)
訪城日 2007/11/26
【道案内】


【感想・メモ】
すぎみねじょう
【歴史】
TOPページへ
島原鉄道「西郷駅」から南へ約1.3km。国道251号「瑞穂総合支所」信号を南東に入り、左手に雲仙市役所支所を過ぎてから800m程進んで右折し、川を渡ります。渡ってすぐを右折し、200m程西進した左手の丘陵地が城跡です。周辺の余白に駐車しました。
南北朝時代、西郷氏によって築かれたと考えられる。本丸・出丸・水堀・空堀・用水路・井戸・石垣等が見られる平山城で、本丸中央の道路沿いに城主家臣の館があったと見られ、道路に平行して東側に用水路が流れていた。観応3年(1352)南北朝動乱期に西郷次郎の杉峰城は、北朝方に攻め落とされた。その後、文明6年(1474)西郷氏は本拠を高城へ移した。