城跡の地図
米須城
別名 米次グスク
所在地 糸満市米須
遺構等 曲輪、石垣、碑、説明板
現状 公園
築城年 13世紀
築城者 米須按司
歴代城主 米須按司
形式 山城(比15m)
訪城日 2006/2/25
【道案内】


【感想・メモ】
こめすぐすく
【歴史】
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国道331号沿いで「ひめゆりの塔」を過ぎ、500m程東進した「ひむかいの塔」信号も通り過ぎます。そこから250m程東進した3本目の路地を左折します。300m程北上した路地を右折して(右折した左手に標柱があります)50m程行った左手にお城の説明板があります。この通り左手が城跡です。場所としては、米須小学校のすぐ北西となります。私が行った時は、公園として整備中でした。入口手前に無料駐車場が完備されています(駐車場に変なコンクリートの施設もあります)。
私が行った時は、説明板からのエントランスを整備中でした。野面積みの石垣が良く残っており、石垣で一の郭と二の郭が分かれています。一の郭へと上がっていったら、石垣は分かるものの、草などで覆われている部分も多かったです。全体的に草が多くて、ハッキリ見えないのが残念でした。結構遺構は残っているようにみえたので、エントランスの整備をするより、城跡の草を刈って欲しいなぁと思っちゃいました。
13〜15世紀頃、栄えたグスクで、米須按司が築城した。説明板によると、米須按司には美しい妻がいたが、按司の家来がその美しさに惚れ込み、ついには按司を殺してしまった。悲しんでいる奥方に家来がしつこく自分の嫁になる様に迫ったので、主人を殺したのがこの家来だと悟り、仇を討つことにした。「あなたの腕で一抱えする程の柱を使って家を建ててくれたら、あなたの妻になります」家来がやっとの事で木を探し、「この木はどうか」と腕を木に回しているスキに、隠し持っていた釘を両腕に打ち込み、奥方は仇討ちを成し遂げたそうです。