城跡の地図
識名園
ゆったりした庭園と復元された別邸が見られます。思った以上に奥行きがあり、邸から眺める庭園も乙なものです。広い池にアーチ式石橋が架かっている辺りがいい感じです。その他、土塁や石垣もあり楽しめます。沖縄で世界遺産に登録されている9つのうちの1つです。入場料300円で、4月1日〜9月30日:9時〜17時30分/10月1日〜3月31日:9時〜17時に見学できます(ただし、原則的に水曜日が定休日)。
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別名 南苑
所在地 沖縄県那覇市真地421-7
遺構等 庭園、御殿、碑、説明板
現状 世界遺産
築造年 1733年
築造者 王府
歴代城主
形式 庭園
訪城日 2006/2/23
【道案内】
識名園は琉球王朝の別邸で、国王とその家族の保養施設として、また冊封使を接待する場所等にも利用された。1733年に創建され1795年に現在の規模に拡張された。1609年以後、中国への冊封・進貢関係を存続させながら薩摩の植民地的支配を受けていた琉球王国にとって、中国からの冊封使接待は王国を存続させる意味で重要だった。1677年創建の御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)が首里城の東に位置していたため「東苑」と呼ばれたのに対し、識名園は首里城の南に位置しているため「南苑」とも呼ばれる。識名園は高台にあるが海が見えないよう工夫されており、これは冊封史に「琉球は大きな国」と思わせるためだったという。昭和51年(1976)国指定文化財に指定され、2000年に「特別名勝」に指定され、世界遺産にも登録された。

【歴史】
【感想・メモ】
しきなえん
沖縄自動車道「那覇インター」を下り、県道82号を南風原方面へ南下します。800m程南下した「真地」信号を右折して県道222号に入り、700m程西進した信号を左折すると左手に「識名園」があります。道路に案内も出ているのですぐに分かります。入口前に無料駐車場が完備されています。