月隈城
【歴史】
いきなり石垣と水堀が見られます。この麓付近は代官所だったようで、あちこちに「永山代官所」の標柱がありました。公園へ入り登っていくと、横穴が沢山あります。千数百年以上前の豪族の古墳とのことです。本丸へと上がっていくと途中に月隈神社があり、その後ろには立派な石垣があります。本丸は山頂部で、一段高い櫓台もあります。このお城へ来たら、すぐ南にある豆田町の古い町並みを散策する事をオススメします。
【感想・メモ】
城跡の地図
慶長6年(1601)豊臣秀吉の家来・日田郡令小川壱岐守が築城した。寛永16年(1639)大名預けだった日田は、再び幕府の直轄地となり、幕府代官として小川藤左衛門正長・小川九左衛門氏行が派遣された。同年「永山布政所」が開設され「日田代官所」が成立した。天和2年(1682)、松平直矩が姫路から7万石で入封したが、貞享3年(1686)再度天領となり、永山布政所をおいて九州各地の幕領や各藩の目付けとして威勢を天下に示した。明和4年(1767)には日田代官から西国筋郡代へ格上げされ、明治に至った。
【道案内】
JR「日田駅」から北へ約1.6km。月隈公園が城で、公園に無料駐車場が完備されています。
別名 丸山城、永山城
所在地 大分県日田市丸山2丁目
遺構等 曲輪、石垣、堀
現状 月隈公園
築城年 慶長6(1601)
築城者 小川壱岐守光氏
歴代城主 小川
形式 山城(比25m)
訪城日 2006/11/24

つきぐまじょう
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