城跡の地図
川之江城

【感想・メモ】
櫓門をくぐると、枡形になっています。石垣があちこちにありますが、本丸天守台下と本丸下南側の2ヵ所が往時の石垣との事です。城跡に建つ模擬天守が目立っていますが、ここからの眺めが良いです。また、公園から少し離れた路地脇に城址碑がありました。
櫓門
別名 仏殿城
所在地 愛媛県四国中央市(川之江市)川之江町1087
遺構等 模擬天守、石垣、曲輪、櫓門、隅櫓
現状 城山公園
築城年 延元2,1337
築城者 土肥義昌
歴代城主 土肥、細川、河野、一柳
形式 山城(比50m)
訪城 2004/5/1
【道案内】
延元2年(1337)、河野通政の臣・土肥義昌が細川氏の侵出を防ぐため築城したが、興国3年(1342)北朝方の細川頼春に攻められ落城した。その後、城は河野氏に返され、妻鳥友春が城主となった。天正10年(1582)土佐の長宗我部氏の侵攻で落城したが、その長宗我部氏も天正13年、豊臣秀吉の四国征伐に敗れ、小早川、福島、池田、小川と城主は目まぐるしく替わり、加藤嘉明の時、廃城となった。寛永13年(1636)一柳直家が川之江藩2万8千6百石の領主になり、城山に城を築こうとしたが、寛永19年病没し、領地は没収され幕領となり、そのまま明治を迎えた。

かわのえじょう
【歴史】
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JR予讃線「川之江駅」から西へ約600mの城山公園が城跡で、模擬天守が建っています。公園に無料駐車場が完備されています。