城跡の地図
中村城
別名 為松城
所在地 高知県四万十市(中村市)中村丸の内
遺構等 模擬天守、石垣、土塁、碑、説明板
現状 為松公園、幡多郷土資料館
築城年 応仁2(1468)
築城者 一条氏
歴代城主 為国、一条
形式 平山城
訪城日 1995/10/9
【道案内】


【感想・メモ】
なかむらじょう
【歴史】
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土佐くろしお鉄道中村線「中村駅」から北西へ約1.6km。四万十市役所から国道439号を300m程北上した2つめの信号を左折します。350m程西進すると山へと上って行く道があります。ここを上がると郷土資料館があり、この付近一帯が城跡です。公園に無料駐車場があります。
ここの模擬天守は犬山城を模したそうです。資料館の展示品は、中村出身の幸徳秋水に関するものがメインです。
応仁2年(1468)、前年から勃発した応仁の乱を避けた先の関白・一条教房が、自分の荘園であったこの地に逃れた。中村は、もともとは土佐の豪族・為松氏の居城であったが、一条氏の入部に伴い、家老に取り立てられた。一条氏は、中村城を本拠として以後5代・約百年に亘って栄えたが、五代兼定は家臣に豊後へ追放された。その後、土佐は長宗我部元親が支配するところとなった。城は、元和(1615)の一国一城令によって廃城となった。