城跡の地図
勝瑞城
別名 阿波屋形、下屋形
所在地 徳島県藍住町勝瑞東勝地
遺構等 曲輪、土塁、水堀
現状 見性寺、勝瑞城址公園
築城年 延元2年(1337)
築城者 細川頼春
歴代城主 細川、三好
形式 平城
訪城日 2004/5/3
【道案内】


【感想・メモ】
しょうずいじょう
【歴史】
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土塁
JR「勝瑞駅」から北西へ約800m。徳島自動車道「藍住インター」を降りて県道1号を北上します。「東中富」の信号を右折して県道14号へ入り4km程東進すると、左手に「見性寺」があります。ここが城跡で、道にも「勝瑞城跡」と案内が出ています。お寺に無料駐車場があります。2001年、国指定史跡となったため、今後、勝瑞城址公園として整備していくようです。
入り口に、城址碑と三好氏菩提寺の碑が2つ並んであります。入ってすぐに目に飛び込むのが水堀。コの字型に水堀が残っていて、中に近代的建物物となった見性寺があります。お城の説明も入ってすぐ右手に古いものがありますが、奥の方にも石の上に説明板があったり、土塁や矢竹の説明もありました。また境内には、「勝瑞(三好)義家の碑」もあります。他にも土塁が残っていて、なかなか見応えがあります。楽して色んなものが見られて、なかなか良いお城です。
延元2年(1337)細川頼春が築城し、以後、阿波守護所として阿波の中心地となった。応仁の乱後、守護細川氏に替わって三好氏が台頭してきた。天文21年(1552)、三好義賢は細川持隆を攻め城を奪い、以後三好氏が3代続いた。天正10年(1582)三好氏の名跡を継いだ十河存保が、土佐の長宗我部元親に攻められた。三好氏は中富川の合戦に敗れ讃岐へ逃げ、三好氏の阿波支配は終わった。 
水堀