横山城 |
別名 | 興津城 |
所在地 | 静岡市清水区谷津町2丁目 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀、碑 |
現状 | 山林 |
築城年 | 室町時代 |
築城者 | 興津氏 |
歴代城主 | 興津 |
形式 | 平山城 |
訪城日 | 2003/5/25 |
よこやまじょう |
鳥瞰図(現地説明板より) |
国道1号(静清バイパス)「興津インター」を降り、国道52号で北上します。東海道本線、東名高速道路、東海道新幹線を横切り、更に500m程北上した「谷津」信号を越えてすぐに小川を渡ると、左へ入る道があります(角にGSあり)。そこを左折し、200m程行った十字路を左折した右手の山が城跡です。 |
山の中に入ってみたら、後世に改変されたようで、どこまでが往時の遺構なのかが私には良く分からなかったです。 |
室町時代、地元の国人・興津氏が築城し、代々居城した。今川氏が駿河国守護として入部してからは、被官として活躍した。永禄11年(1568)、駿河に侵攻した武田軍により落城し、武田信玄が城を改修して穴山梅雪を置いた。しかし、翌永禄12年、今川氏真救援のため北条軍がさつた山に布陣し、興津川を挟んで対陣した。補給路が延びた武田軍は戦局が不利になり、甲斐へ撤退したが、同年末、再度駿河に侵攻し横山城を攻略した。北条方の堅塁だったさつた山の砦を破り、武田軍の駿河侵攻の基盤を築いた。天正10年(1582)武田氏の滅亡と共に廃城となった。 |
土塁 |