掛川古城 |
主郭は龍華院で、お寺の東端に土塁がしっかり残っています。またこの土塁の東側は堀切となっていますが、堀底に道が作られているのがちょっと残念でした。 |
掛川駅から北へ約1km、掛川城から北東へ約300m。第一小学校の北側にある「龍華院」が城跡です。お寺へは西側からアクセスし、最後に左手急斜面を上がりきると参拝者用に2台分の駐車スペースがあります。 |
別名 | 天王山城 | ||
所在地 | 静岡県掛川市掛川字本郭内 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、堀切 | ||
現状 | 龍華院 | ||
築城年 | 文明元年(1469)頃 | ||
築城者 | 朝比奈泰煕 | ||
歴代城主 | 朝比奈 | ||
形式 | 丘城 | ||
訪城日 | 2010/5 | 感想 | ○ |
かけがわこじょう |
文明元年(1469)頃、今川義忠が家臣・朝比奈泰煕に築城させたといわれる。以後、朝比奈氏3代、約百年間統治しつつ城郭を広げた。今川氏が遠江を掌握していた間、朝比奈氏は掛川古城で安定した領国経営をしていたが、信濃守護・小笠原氏が南下して遠江に兵を入れると、朝比奈氏は台地続きに新城の築城を計画し、永正10年(1513)に完成した新城に移った。江戸時代になると掛川城主の北条氏重により、古城の地には徳川家光の霊廟が造営された。 |