気賀陣屋 |
別名 | 気賀近藤氏陣屋 |
所在地 | 浜松市北区細江町気賀 |
遺構等 | |
現状 | 気賀小学校 |
築城年 | |
築城者 | 気賀近藤氏 |
歴代城主 | 気賀近藤 |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2004/1/24 |
きがじんや |
天竜浜名湖鉄道「気賀駅」から北東へ500m程にある「気賀小学校」が気賀陣屋です。 |
小学校前の正面に「気賀近藤陣屋遺木江戸椎」の説明板と共に、背後に椎の木が植わってました。この椎の木が細江町の天然記念物になっており、陣屋の庭に植えられていたようです。現在、陣屋の面影を残すのはこの椎のみで、この実が大きかったため、近藤氏は毎年、幕府に実を献上していた事から、江戸椎と呼ばれているとの事です。歴史の変遷をじっと黙って見つめている椎の木1本残っているだけでも、随分と感慨深い気分を味わえますね。その横に2代目と書かれた、まだ背丈の低い木もあり可愛らしかったです。1代目に何かあった時のため、今から準備しているのだろうか? |
鈴木氏・菅沼氏と共に、「井伊谷三人衆」の近藤康用を祖とし、引佐五近藤として独立して陣屋を構えた。そのうちの用可の陣屋が気賀陣屋である。元和5年(1619)、気賀関を預かる事に始まり、明治2年(1869)の関所廃止まで、関主として代々支配した。現在の気賀小学校の入口が大手である。 |