小長井城 |
別名 | 小長谷城 |
所在地 | 静岡県川根本町(本川根町)藤川字小長井 |
遺構等 | 曲輪、枡形、虎口、井戸、碑、空堀、碑 |
現状 | 徳谷神社 |
築城年 | 室町時代 |
築城者 | 小長谷氏 |
歴代城主 | 小長谷 |
形式 | 山城(比100m) |
訪城日 | 2003/4/20 |
こながいじょう |
縄張図(現地説明板より) |
大井川鉄道本線「千頭駅」から南東へ約700m。国道362号で田代地区のトンネルを北へ抜け、左手に「千代橋」を過ぎ、800m程行くと直進が県道77号で、右折が国道362号となります。ここを右折し、150m程東進した路地を右折します。道なりに200m程南下した左手に「徳谷神社」があります。ここが城跡です。神社に駐車できます。 |
このお城の最大の見所は、重ね馬出し。他のお城では見る事ができない珍しいもので、内側はしっかり丸馬出となっているが、外側はなぜか角馬出となっている。それに伴う空堀など、とても見応えがありオススメのお城ですが、空堀が道路で壊されたり、郭の部分に海洋センターで造られてしまったりと残念です。 |
南北朝時代以降に小長谷氏が居城としたといわれる。小長谷氏は今川氏に属していたが、永禄11年(1568)武田信玄の駿河進攻により、武田の配下となった。その頃、城が大改修され、天正10年(1582)武田氏滅亡と共に、時の城主・長門守政房によって廃城となった。 |