城跡の地図
黒田代官屋敷
別名
所在地 菊川市(小笠町)下平川862
遺構等 水堀、土塁、長屋門、説明板
現状 宅地他
築城年 永禄年間(1558-70)
築城者 黒田九郎大輔義則
歴代城主 黒田
形式 平城式環濠館
訪城日 2002/12/30
【道案内】


【感想・メモ】
くろだだいかんやしき
【歴史】
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水堀
東名高速道路「菊川インター」を下り、県道37号で小笠町方面へ南下します。5.5km程南下して右折し、県道69号へ入ります。すぐに牛渕川を「新川橋」で渡り、更に300m西進した左手に黒田代官屋敷があります。道路沿いに案内が出ており、屋敷のすぐ西側には大きな無料駐車場も完備されています。
長屋門が残っているだけでもかなり感動モノですが、この周囲には水堀も残っています。ぐるりと1周散策すると、土塁も屋敷周囲に残っているのが見えたりして楽しいです。
永禄年間(1558-70)、黒田義則が館を築いた。義則は今川氏に仕えたが、今川氏滅亡後は徳川家康に仕えた。武田勝頼が高天神城を攻めた際には篭城して活躍したが、落城した時、黒田義則は在所に戻りここで没した。その後は徳川・武田のいずれにも属せず下平川に帰農した。その後、正保2年(1645)、三河岡崎城主本多利長は、庶兄助久に下平川村周辺4千5百石を領する旗本とし、黒田氏は旗本本多助久家の代官として領地支配し明治を迎えた。