秋田県のお城 おのじょう
小野城
別名
所在地 秋田県湯沢市小野大山沢
遺構等 曲輪、土塁、堀切、畝状竪堀、説明板
現状 館公園
築城年 建長・文永年間(1249-1275)頃
築城者 姉崎六郎
歴代城主 姉崎氏、町田氏
形式 山城(比90m、標216m)
登城時間 主郭まで12分
主郭西の横堀と畝状竪堀
訪城日 2017/5/3 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
JR奥羽本線「横堀駅」の北約2.2km。須川小学校から国道13号で500m程南下した「泉沢T字路」信号を北西へ入り、泉沢橋で雄物川を渡ります。この付近から道路に城の案内が出ており、それに従い約500m先で左折、900m程南下した右手が登城口で駐車スペースがあり、城の説明板も設置されています。
【感想・メモ】
遊歩道が整備され、城内も見やすいです。登りだしてすぐ「表コース」「裏コース」と道が分かれますが、「表コース」の方が尾根を歩くので遺構を見ながら歩けます。主郭は山頂にあり東西に長く、そこから北東へ伸びる尾根に郭が連なっています。主郭北西の三重堀切と畝状竪堀、主郭西の横堀とそこから繰り出される畝状竪堀が最大の見所で、更に北東の二重堀切付近の北側にも畝状竪堀があります。
【歴史】
建長・文永年間(1249-1275)頃、小野寺氏の入部に伴った姉崎六郎が院内の押さえとして築城したと伝わる。文禄2年(1593)8月、最上氏が攻め入った時、小野寺の家臣・町田長右衛門が土民三百余人を連れ籠城し応戦したが落城したといわれる。(現地説明板参照)
参考サイト
秋田の中世を歩く」、「仙北小野寺氏の城館巡り」、「城郭放浪記

主郭北西の堀切

遠景
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