上遠野城
別名 八潮見城
所在地 いわき市遠野町上遠野字根小屋
遺構等 曲輪、土塁、空堀、石塁、碑、説明板
現状 上遠野中学裏山
築城年
築城者 上遠野氏
歴代城主 上遠野
形式 山城(比100m)
訪城日 2006/5/1
【道案内】


【感想・メモ】
かどおのじょう
【歴史】
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常磐自動車道「いわき湯本インター」を下り、県道14号を古殿町方面へ西進します。7km程道なりに進んで県道14号は左手の道となる信号を右折します。200m程行くと右手前方向へ入る道があるので右折します。そこから100m程東進すると左手に「八幡神社」があります。神社境内まで車で上がれ、駐車可能です。この神社から登ります。城跡は、上遠野中学校の裏山です。
登リ口を地元の方に訪ねたら、公民館か八幡神社からの登山道が整備されているが、八幡神社からの方が楽とのことで、そこから登ることにしました。その際、「八潮見城探検隊」というものを教えてくださいました。八幡神社からの登り口に城跡の案内があったり、遊歩道の草が刈られていたり、見所に説明板など立てたりと、全てこの探検隊がやって下さっているとの事。本当に感謝、感謝です。立派な堀切2本と堀底道を通って主郭へ。主郭下には探検隊が立てた説明板があり、石垣があちこちにあります。物見台へ行く途中には井戸もありました。遺構もしっかり残っていて楽しい上、探検隊のおかげでとても見やすくて気持ちいい城跡でオススメです。また上遠野小学校にある城址碑も探検隊が立てたとのことです。
戦国時代、磐城の国人衆の一人である上遠野家の居城である。正確な築城年代は不詳である。廃城年代は江戸初期で、城郭の一部は棚倉藩の陣屋として永く使用された。上遠野家とは、鎌倉の御家人小山朝政が、文治5年(1189)、菊田荘の総地頭に任ぜられたが、後世子孫の一人が同荘内の上遠野郷の一部を賜り、分家した家である。当初は入上遠野が本拠地で、郷内の統一で城を当地へ移し、この地に築城した。(現地説明板より)
登り口の地図