中村城
別名 馬陵城
所在地 福島県相馬市中村字北町
遺構等 曲輪、土塁、空堀、水堀、堀切、
城門、井戸、碑、説明板
現状 馬陵公園
築城年 慶長16(1611)
築城者 相馬利胤
歴代城主 相馬、中村、黒木、草木
形式 平台城
訪城日 2006/4/29
【道案内】


【感想・メモ】
なかむらじょう
【歴史】
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JR常磐線「相馬駅」から南西へ約1km。国道6号で新地町市街方面から相馬市へと南下した場合、「塚の町」信号を右折して国道113号に入ります。JRを陸橋で越え、突き当りを左折して国道115号に入ります。すぐに右折して左手に市役所を過ぎ、直進すると正面に公園が見えてきます。ここが城跡です。この突き当りに公園の駐車場の案内が出ており、公園南側に無料駐車場が完備されています。
駐車場のすぐ横の入口に城門が残っています。このお城はかなり広く、あちこちに水堀が見え、とても気持ちいいです。来る途中には外堀も見えました。主郭は神社になっていますが、立派な堀切に橋が架かっています。
延暦20年(801)、坂上田村麻呂が蝦夷討伐の際に館を築いたのが始まりといわれる。南北朝時代の延元2年(1337)には地元豪族・中村朝高が「中村館」を構え代々居城した。永禄6年(1563)相馬盛胤がこの地を支配すると、盛胤の次男・隆胤が入城した。慶長16年(1611)盛胤の孫・相馬利胤がそれまでの本拠・小高城から移り近世城郭へと改修した。以後、中村藩6万石が続き、明治を迎えた。
城跡の地図