大鳥城
別名 丸山城、鵬城
所在地 福島市飯坂町字館の山
遺構等 曲輪、土塁、空堀、井戸、碑、説明板
現状 舘の山公園
築城年 保元2(1157)
築城者 佐藤元治
歴代城主 佐藤
形式 山城(比120m)
訪城日 2006/4/30
【道案内】


【感想・メモ】
おおとりじょう
【歴史】
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東北自動車道「福島飯坂インター」を下り、国道13号を米沢方面へ向かいます。750m程進んで福島交通を越え、越えてすぐの信号「飯坂町平野」を右折して県道3号に入ります。2km程線路沿いに進み「花水坂駅」西側の信号を左折して200mほど進んだ3本目の路地を右折します。250m程進んで右手に「飯坂小学校」を過ぎ、更に250m程進んで国道393号を立体交差で越えた所を左折します。300m程進んだ突き当りを右折し、道なりに山へ上がっていくと「舘の山公園」に着きます。車で主郭下まで上がれます。ここが城跡で、公園に無料駐車場が完備されています。
公園に「土塁」「空堀」などの白い標柱があるのですが、ちょっと外れた位置にあって分かりにくいです。主郭は広く、城址碑や説明板があります。下の方を見ると、井戸も見えます。「矢庫の跡」となっている曲輪は土塁が巡っており、横に空堀があります。でも、あまりにスゴイ藪で空堀は目では分かるけど、写真では全然分かりません。その反対側は道路になっていますが、ここは堀切です。
保元2年(1157)、源義経の郎党・佐藤継信、忠信兄弟の父・佐藤元治が築城した。文治5年(1189)8月、佐藤元治以下主だった将が石那坂に陣を敷き、源頼朝率いる奥州征伐軍と戦って敗れ、その際に大鳥城も落城した。佐藤一族はその後赦され、大鳥城にしばらく居城していたが、13世紀に入り、伊勢地方に転封となった。
城跡の地図