宮城県のお城 おおくぼじょう
大窪城
別名
所在地 宮城県大郷町大松沢論山
遺構等 曲輪、土塁、横堀、堀切、井戸、碑、説明板
現状 城址公園
築城年 永正年中(1504-20)
築城者 宮沢掃部
歴代城主 大松沢氏
形式 山城(比80m)
登城時間
大堀切
訪城日 2012/7 感想
【道案内】 城跡の地図
長禅寺の南東約750m。県道16号と県道40号が交差する信号から県道16号を2km程西進して右手前方向へ鋭角に右折します。すぐ左手にバス停と「大窪城址入口」の石碑があるのでここを左折します。道なりに上がると道路終点が駐車場となり、この南東が城跡です。
【感想・メモ】 二の丸 本丸
城跡は城址公園として整備されており、駐車場から南東へ歩き出したすぐに大堀切があります。この大堀切を橋で渡った先に八坂神社が鎮座しており、櫓台のような土塁があります。広い二の丸には城の図が描かれた説明板があり、更に一段高い本丸には本丸跡の石碑や井戸があります。本丸の北〜東は横堀が入っており、北東隅に通用門跡の石碑があります。夏でも見やすく遺構もしっかりしていてオススメです。
【歴史】
永正年中(1504-20)、伊達稙宗の時、大崎葛西両家に対する伊達氏北方の押さえとして、この地に派遣された宮沢掃部が築城したと伝えられ、以後宮沢掃部は大松沢左衛門と称した。大松沢氏は近世に入っても伊達家一族に列し、代々大松沢に居住し、15代掃部之輔衛実の時に明治維新を迎えた。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
現地説明板
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