城跡の地図
相方城
別名 佐賀田城、鬼ヶ滝加山城
所在地 福山市新市町相方
遺構等 曲輪、石垣、堀切、碑、説明板
現状 山林
築城年 永禄6年(1563)
築城者 有地元盛
歴代城主 有地
形式 山城(比170m)
訪城日 2005/11/26
【道案内】


【感想・メモ】
さがたじょう
【歴史】
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主郭(西の郭から)
縄張図(現地説明板より)
JR福塩線「上戸手駅」南方から国道486号で300m程東進した信号を右折して県道157号に入ります。500m程南下して芦田川を「佐賀田橋」で渡り、「佐賀田大橋南詰」信号を過ぎてすぐを右折します(曲がる所から要所に案内有)。そのまま道なりに進んで左手の住宅街を過ぎ、更に道なりに1.2km程進んで「新市工業団地」を通り過ぎます。その後、山道を上がっていくと山頂で道が行き止まりとなり、山頂まで車で行けます。山頂には車2台分くらいの駐車スペースしかありません。方向転換は可能なので山頂まで上っても大丈夫と思いますが、心配な方は、少し手前の道がふくらんでいる個所に停めると良いと思います。
このお城は地元の方に人気があるのか?麓もしくは途中から歩いて登る人が何人かみえました。山頂まで車で行ったら正面に城址碑と説明板があります。ここから堀切を隔てて西の郭群と東の郭群に分かれています。西の郭で地元の方々が町を見下ろし、あっちは何々で・・・と教えて下さいました。すぐ東の郭が本丸で城址碑があります。東の郭はアンテナが立っていて少し雰囲気を壊していますが、とにかく石垣が素晴らしくて堪能できます。更に眺望も抜群で360度のパノラマ。気分がスカーっとするステキなお城です。
永禄6年(1563)、毛利の武将で宮一族の有地元重が、宮氏本城・亀寿山城と相対するこの地に築城した。天正元年(1573)、元重が出雲富田月山城主尼子氏に従うと、毛利方の神辺城主・杉原盛重が攻めたが難航し、毛利の援軍を得て開城した。天正15年、豊臣秀吉による山城禁止令により相方城は廃城となった。