城跡の地図
桜洞城
別名 冬城
所在地 下呂市萩原町桜洞
遺構等 石垣、石塁、土塁、堀、碑
現状 桜谷公園
築城年 永正年間(1504-21)
築城者 三木直頼
歴代城主 三木
形式 平城
訪城日 2003/5/3
【道案内】


【感想・メモ】
さくらぼらじょう
【歴史】
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主郭
空堀
国道41号で、JR高山線「上呂」駅から3km程南下した辺りに左へ入る道があるので、そちらへ行くと「桜谷公園」の案内があります。その案内に従い、すぐにJRをくぐって渓流沿いに行くと、公園の駐車場があります。桜洞城は、この桜谷公園の奥(南)です。
公園の案内図を見ると桜洞城も載っているので、それを見て城跡へレッツゴー!公園から遊歩道の階段を登りきると、そこは一面の田んぼ。そこから左手に歩くと、そこはすでに城跡。松倉城の冬バージョンと言う事で、かなり期待大で行ったのですが、線路や公園のために遺構は破壊されていた。でも、城跡には、石塁や空堀、土塁も残っており、櫓台だったとおぼしき所には、石垣が巡らされている。また、桜谷公園から城跡を眺めてみると、本来は、ここも松倉城と同じように、総石垣の城だったのでは?と思わせる雰囲気が。この桜谷公園は、渓流沿いにあり、ナントも涼やかな気分になれたので、ちょっとゆったりと和むことにしました。
永正年間(1504-21)、飛騨国南部で勢力を誇っていた三木直頼が、飛騨の統一を図るための拠点として築いたお城。直頼、良頼、良綱の三代が続いたが、天正7年(1579)、高山の松倉に新城を築いて進出した。城主は桜洞には冬しか滞在しなかったため、冬城と呼ばれるようになった。