城跡の地図
津幡城
別名
所在地 津幡町清水り102
遺構等 碑、説明板
現状 津幡小学校
築城年 寿永2(1183)
築城者 平氏
歴代城主
形式 丘城
訪城日 2007/7/27
【道案内】


【感想・メモ】
つばたじょう
【歴史】
TOPページへ
JR七尾線「本津幡駅」から南東へ約350m、「中津幡駅」から北西へ約600m。本津幡駅か500m程南下した突き当りを左折します。150m程北上して坂を上がると「津幡小学校」があります。ここが城跡です。学校の駐車場に停めさせて頂きました。
津幡小学校の正門から入った左手にお城の説明板があり、その背後の高台に城址碑があります。小学校付近だけ小高くなっており、街道を見下ろせる位置だったことが分かります。
寿永2年(1183)源平合戦の際、倶利伽羅の一戦を前に、平維盛配下の平家軍が津幡に布陣し、街道を見下ろすこの地に砦を設けたといわれる。天正4年(1576)上杉謙信が越中から侵入し津幡に布陣し、七尾城を平定する足掛かりとしたと伝えられる。天正11年、前田利家の支配下となり、越中に対する備えとして城を築き、弟の前田秀継に守らせた。翌天正12年、佐々成政の末森攻めの際、利家は秀継と共に末森城救済の軍議をこの城で開いた。その後、利家が加賀・能登・越中の三国を支配するようになると、この城の必要性はなくなり廃城となった。