柴田屋敷　ちえぞー!城行こまい

別名	柴田屋館
所在地	南砺市（福野町）柴田屋
遺構等	曲輪、土塁、碑、説明板
現状	日吉社
築城年	戦国期
築城者	柴田丹後守久光
歴代城主	柴田
形式	館
訪城日	2006/7/26

ＪＲ城端線「福野駅」から県道２７８号で７００ｍ程西進した「寺家新屋敷」信号を右折して３００ｍ程北上し、「福野小前」信号を直進し、更に１００ｍ程進んで左折します。左手に「福野小学校」を過ぎて、２００ｍ程進んだ１本目の路地を左折すると正面に日吉社があります。ここが城跡で、神社に駐車スペースがあります。

神社の入口にお城の説明板と標柱があります。そのすぐ横から土塁が残っています。また、この神社付近だけ周囲の田んぼより若干高くなっています。社殿は建て替えられたばかりのようで、新しかったです。

城主は椎名肥前守康胤の家臣・柴田丹後守久光という人物で、永禄の頃に居城し、天正７年（1579）木舟城の石黒左近蔵人によって滅ぼされたと伝えられる。椎名康胤は越中の戦国武将で、越後長尾（上杉）氏方の武将として魚津の松倉城を本拠に新川郡に勢力を有した。しかし、永禄１１年（1568）武田信玄と結んだため謙信に攻められ、小矢部の蓮沼城に移ったが、天正４年（1576）に滅ぼされている。