城跡の地図
笹尾塁
JR中央本線「小淵沢駅」から南へ約3km。小淵沢駅の南方600mを走る県道17号(七里岩ライン)で2km程南西へ向かい、篠尾郵便局の150m程手前を右折します。500m程南下して左手に諏訪神社を過ぎ、更に500m程南下して右折します(城山公園の案内有)。そのまま300m程直進すると広い駐車場があり、この前方左手が1郭・2郭で、駐車場以北が3郭〜6郭です。
享禄4年(1531)、武田信虎によった諏訪下社勢によって築城された。八ヶ岳南西麓の急崖(七里岩)上に位置し、甲斐・信州の国境に近く、棒道にも近いため、戦国時代には極めて重要であった。天正10年(1582)、織田信長のために武田氏が滅亡したが、本能寺の変で信長が死去すると武田氏の遺領を巡り徳川氏と北条氏が争った(天正壬午の乱)。その際、徳川家康は新府城を本陣としたが、若神子城に布陣した北条氏直が笹尾塁も使用したと考えられる。(『山梨県中世城郭分布調査報告書』参照)
【歴史】
別名 笹尾砦
所在地 山梨県北杜市小淵沢町下笹尾
遺構等 曲輪、土塁、堀切、説明板
現状 城山公園、山林
築城年 享禄4(1531)
築城者 武田信虎(下宮牢人衆)
歴代城主 武田
形式 丘城(崖端城)
訪城日 2009/3/20 感想
略図の3の郭が駐車場になっており、1の郭・2の郭は公園整備されています。駐車場から2の郭へと向かう際に見える山並みがとても素晴らしいです。2の郭の北と西に土塁があり、北側には横堀もあります。南側の1の郭との間に堀切があり、1の郭にも西から南にかけてしっかりした土塁があります。また、駐車場から北の山林へ入ると、こちらにも郭や堀切が残っていました。
【感想・メモ】

略図(現地説明板)

1郭と2郭の間の堀切

1郭土塁

【道案内】

ささおるい
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