城跡の地図
館山城
【道案内】
国道410号「下町」信号を西へと県道257号に入り、400m程西進した路地を左折した正面の城山公園が城跡で、公園の駐車場が完備されています。
【感想・メモ】
城跡には、犬山城を模した模擬天守が建っています。かなり公園化されているため面白味に欠けますが、南の梅園へと遊歩道を歩いていくと堀切が分かります。またこの南には八遺臣の墓があり、公園の東側通り沿いを歩くと堀跡もあります。
別名 根古屋城
所在地 千葉県館山市館山字城山
遺構等 模擬天守、曲輪、空堀、堀切
現状 城山公園
築城年 天正16(1588)
築城者 里見義康
歴代城主 里見
形式 平山城
訪城日 2009/2 感想


たてやまじょう
【歴史】
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天正6年(1578)、里見義康が築城した。天正18年の小田原征伐で、義康が三浦半島・鎌倉方面へ進軍した事を、豊臣秀吉が「関東惣無事令」違反とし、また遅参したことを咎められ、上総没収となり、安房一国のみ安堵された。慶長5年(1600)関ヶ原合戦で徳川家康の東軍に属し宇都宮を守った功により、鹿島3万石を加増された。しかし、慶長19年(1614)大久保忠隣事件で、忠隣の孫娘を室にしていた里見忠義に嫌疑をかけられ、安房9万2千石を没収され、鹿島3万石から伯耆国倉吉へ移封となった。