宇土古城
別名
所在地 熊本県宇土市神馬町西岡台
遺構等 曲輪、横堀、石塁、碑、説明板
現状 歴史公園
築城年 鎌倉-戦国末期
築城者 宇土氏
歴代城主 宇土、名和
形式 山城(比39.2m)
訪城日 2006/11/23

鎌倉末期、肥後守護職であった菊池氏の一族、宇土氏が築城した。文明16年(1484)頃から守護職を巡り菊池氏一族に内紛が絶えなかったが、永正2年(1505)、その混乱に乗じ八代を本拠としていた名和顕忠が宇土城を攻略した。天正15年(1587)豊臣秀吉の九州征伐に際し名和氏は薩摩の島津氏に与したため改易となり、翌天正16年、肥後南半国24万石は小西行長に与えられ、行長はこの宇土古城に入城した。(北半国は加藤清正に与えられ、隈本城に入った)天正17年、小西行長は宇土古城の東の城山に新城(宇土城)を築いたため宇土古城は廃城となった。
【歴史】
【感想・メモ】
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【道案内】
宇土高校から北側の道を800m程西進した小高い丘が城。公園東側に駐車場がありますが、東側の三城との間の道を進むと城内まで車で行けます。
城跡の地図
以前来た時は草ボーボーの山だったのですが、すっかり整備され公園化されていました。門や空堀が復元されていますが、固めてあるためにかなり不自然な雰囲気です。本丸には建物跡も分かるようになっていますが、正直言ってここまでやると面白味に欠けるなぁと思いました。
うとこじょう