城跡の地図
安濃城
別名
所在地 津市安濃町安濃字城山
遺構等 曲輪、土塁、空堀、櫓台
現状 阿由太神社周辺
築城年 弘治年間(1555-58)
築城者 細野藤光
歴代城主 細野
形式 平山城
訪城日 2006/7/2
【道案内】


【感想・メモ】
あのうじょう
【歴史】
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登城口(阿由田神社)
空堀
伊勢自動車道「津インター」を降り、県道42号を安濃川沿いに北上します。「安濃橋」の所の信号を右折し、県道649号へ入ります。1つ目の信号を越えると、県道410号と交差するので、そこを左折して県道410号へ入り西進します。500m程道なりに行くと、右手に「阿由太神社」があります。途中から道路沿いに、阿由太神社への案内と一緒に「安濃城」と書いてあります。この神社及び周辺が城跡です。
まず神社へと鳥居をくぐって階段を上ります。神社の境内が本丸で周囲に土塁と空堀が巡っています。この東南側に赤い鳥居がありますが、この鳥居より少し北側が虎口だったようで雰囲気が残っています。ここだけでも満喫できますが、もっとスゴイ見所があります。先程の赤い鳥居から続いている道を、お城の遺構を眺めて楽しみながら歩いていきます。少し行くと、左手に削平地が広がっているのが見えます。いくつか曲輪があり、かなーり広く、屋敷跡って感じです。そこを通り過ぎると今度は左だけでなく右手にも削平地が見え、その向こう側に切岸が見えてきます。ちょっとよじ登ってみたら藪だったけど、曲輪内を縦断し、更に東南へ行くと、左手はすっごい藪の中の曲輪、右手は木立の中ながら高い土塁が見える曲輪があります。これは、なかなか壮観で気分がいいです。しかも、この曲輪はすぐ東にもう1つ曲輪があり、こっちの曲輪の土塁がまた一段と高くて見応えたっぷりです。もう感激!しかもこっちの曲輪は虎口だったと思われる部分もありました。あ〜もうすっかり堪能しまくりました。超オススメです!
弘治年間(1555-58)、長野氏の一族である細野藤光が美里村の藤野城からこの地に移り築城した。後に子・藤敦が継いだ。永禄11年(1568)、信長が攻めるも落とせなかった。天正8年(1580)、織田信包に攻められ滅んだ。
土塁