登城口の地図
伊坂城
別名
所在地 四日市市伊坂町字古屋敷
遺構等 曲輪、土塁、空堀、堀切、井戸
現状 山林
築城年 室町時代
築城者 春日部太郎左衛門尉
歴代城主 春日部
形式 平山城
訪城日 2005/2/5
【道案内】


【感想・メモ】
いさかじょう
【歴史】
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井戸
県道9号で、三岐鉄道「平津駅」西方を北へ越え、朝明川を「千代田橋」で渡り、500m程高速と並行して北上すると「伊坂ダムサイクルパーク」の案内があるので、ここを左折します。高速のガードをくぐり、500m程道なりに上っていくと急カーブして道が突き当たります。左(西)に伊坂貯水池、右(東)に伊坂浄水場がありますが、城跡はこの正面くらいです。突き当りを右折すると左手に駐車場があります。
駐車場から歩いて少し右(東南)へ行くと左手のガードレールが切れます。このガードレールが切れた先に斜め左に下っていく道があります。こちらへ下り始めて10m位行くと今度は右手に道があります。この道を行くと両側が田んぼになった後、今度は林になり、中央付近に土塁の名残のような高まりがあります。その先にコンクリートで作られた四角い水道関連?の施設があります。この左手にも青っぽい小さな施設で水道弁と書かれたものがあります。この先に、先端が赤い杭が2つあります。この杭と杭の間が城跡への入口です。ここからだと城跡の南側から入る事になります。入って少し行くと左右両側に曲輪があり堀底道を歩く事になります。左手(南)の土塁に登って見えた曲輪は結構広く、分厚い土塁が見えます。右手(北)の土塁に登って見える曲輪にも土塁がありますが、こちら側は北へと段郭になっています。元の堀底道を更に北へ進んでいくと大きな堀切に出ます。右手(南)の土塁へ登ってみると、先程見えた段郭を反対側から見る事になります。左手は高い切岸となっており、この曲輪へは左に曲がって左手の土塁を堪能し、へんてこな窪みを横目に見ながら右に曲がると、曲輪の北側に虎口があり、そこから入る事ができます。この曲輪にも土塁があり、なかなか見応えがあります。主郭はこの曲輪の西北にあり、入っていくと、またまた分厚い土塁が左手にあり圧倒されます。主郭はかなり広く、あちこちに土塁があります。入ってすぐに「伊坂城跡」と書かれたものが石積みの上に置かれていて微笑ましいです。主郭の西側へ下りてみると腰曲輪のようになっており、南側と北側に大きな穴があります。更に北にも曲輪がありますが手前に井戸が見えます。
萱生城主の一族である春日部太郎左衛門尉が築城した。永禄11年(1568)、織田信長に攻められ滅ぼされた。