城跡の地図
三宅西条城
別名
所在地 鈴鹿市三宅町字西条
遺構等 曲輪、土塁、堀切
現状 山林
築城年 室町時代
築城者 三宅駿河守
歴代城主 三宅
形式 平山城
訪城日 2004/12/25
【道案内】


【感想・メモ】
みやけさいじょうじょう
【歴史】
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遠景(橋の向こう側の山)
堀切
国道306号「新三宅橋」で中ノ川を北へ渡るすぐ手前左側(西)の山が城跡です。山の東南側から城跡へ入れます。新三宅橋の手前(南)200mくらいの所です。
道路から見ると階段があるのですが、この階段を登っていくと途中で道がなくなってしまいます。その付近から左手(西)の方へ行ってもいいですが、最初から階段を登らずに上へ行くよりも左(西)へ行く方を意識しながら、少しずつ登れる所で無理せず山を登ればよいです。その際、山の頂上まで登ろうと思わないで下さい(というか、ここからだと崖なんで登れないです)。山の中腹をひたすら西へ行くと、突然堀切が見えます。かなり大きな堀切で見ごたえがあります。この堀底を歩いて行き奥(北)からだと主郭へ登れます。主郭は薮になっているものの土塁があるのが分かります。主郭の北側には広い腰曲輪があり、そこから主郭切岸が見られます。縄張図を見るとこの堀切から更に西にも2本堀切があるようなので見に行きました。2本目の堀切は浅いですがそれでもハッキリ分かります。それを越えて更に3本目の堀切へ行くと、1本目ほどではないにしてもここにも立派な堀切がありました。この堀切3本が見ごたえあって満足できるお城でした。
肥後国山鹿庄から来た槇野秀盛が築城し、三宅駿河守と称した。永禄12年(1569)、4代目・藤重の時、織田氏に滅ぼされ廃城となった。